S12WCSサン 最高1691 オーガイベル+アタッカー兼追い風サポートすいすいマンタイン(12/2修正)
はじめまして
白玉と申します
今回シーズン12のWCSレートサン・シリーズにおいて、好きなポケモンの1匹でシングルでもレート1900まで到達したことがあるすいすいマンタインを使って、ダブルバトルでは自己最高レートとなる1691まで到達することができたので、初めて構築記事を書くことにしました
使用パーティー
この構築に至るまで
WCSサンシリーズのレギュレーションでの伝説ポケモンを見たときに有力だと思っていたポケモンはカイオーガ、グラードン、ゼルネアス、イベルタル、日食ネクロズマあたりでした。これらのポケモンを見たときに伝説ポケモンで雨を止めるのは困難だと感じました(実際はパルキアやゼクロム等カイオーガを中心とした雨に強い伝説は存在する)
そこでカイオーガを使うことは確定としてパーティーを組み始めました
カイオーガはオーソドックスなスカーフが無難に強そうだったのでスカーフで採用しました
カイオーガで雨を降らすならせっかくなので好きなマンタインを使おうということで、マンタインを採用しました。追い風でS操作ができて、ワイドガードで相手の全体技を防げ(後に不採用)、カイオーガが苦手なルンパッパに対してエアスラッシュで打点を持てる点が評価できる点です。
この2匹は原案からずっと固定だったのですが残りの4匹は最初からかなり変わっています
当初採用していたのはルンパッパ、ガオガエン、カプ・テテフ、ソルガレオでした
問題点として
- 雨に依存しすぎていて選出が窮屈
- オーガルンパミラーに勝てない
- 雨対策をもろにくらう
が挙げられました
そこで、すいすいをコンセプトのマンタインは残してルンパッパを外し、使いこなせなかったテテフとソルガレオも外しました
カプ・テテフに代わる先制技阻止要員として環境への刺さりもよかったアマージョを採用しました。
次に伝説枠として、ゼルネアス以外のメジャーな伝説にそこそこ有利でこの環境で強力な叩き落とすが使えるイベルタルを採用しました。
最後にカイオーガに打点を持ててフィールドで相手のモロバレルの胞子を防ぐためにカプ・コケコを採用しました
この時点のパーティーは
このパーティーになって多少勝てるようになりましたが、レートは伸び悩みました
問題点として
などが挙げられました
そこで
→パーティー完成!
個別解説
カイオーガ@拘りスカーフ
控えめ 雨降らし
175-x-111-222-160-142 (0-0-4-252-0-252)
潮吹き 根源の波動 雷 熱湯
CSぶっぱ
周りでサポートしつつカイオーガを通すのが最大の勝ち筋
アマージョで手助けやフェイントしながら潮吹きしてるだけで試合が終わったことも
元々冷ビを採用していたが打つ場面が存在しなかったので熱湯を採用。ワイガに防がれず体力が少ない時の命中安定水打点として重宝しました
マンタイン@命の珠
控えめ すいすい
161-x-90-145-160-122 (4-0-0-252-0-252)
CSぶっぱ
手助け込みドロポンでゼルネアスやイベルタルをワンパンできます
すいすい下で臆病スカーフテテフを抜ける70族、要するにルンパッパと同速です
なので、臆病のほうがいいかもしれません
もともと守るではなくワイドガードを採用していましたが
という理由から守るに変更しました
他の技候補としては黒い霧、手助け、熱湯あたりかなと
追い風すいすいで+2ゼルネアスが抜けますが、その状況が少なかったので黒い霧の採用は見送りました
カイオーガの根源とマンタインのハイドロポンプの命中で勝敗が変わることは多々あります…
ドクロッグ@気合の襷
意地っ張り 乾燥肌
185-165-86-x-98-106 (212-188-4-0-100-4)
毒づき けたぐり 猫騙し フェイント
A11n、H≒B+D
猫要員かつ毒打点格闘打点要員です
元々はコケコにチョッキを取られたので襷という感じでしたがテテフ等に対して強引に行動できてよかったです。襷でも耐久に回し雨下では複数回行動も可能な感じにしました
ガエンより速い猫要員で雨下では乾燥肌のデメリットも軽減できるので使いやすかったです
イベルタル@黒い眼鏡
陽気 ダークオーラ
205-172-116-135-125-166 (28-172-4-0-52-252)
叩き落とす 不意打ち バークアウト 守る
調整は拾い物
C200テテフのムンフォ耐え
S12では過去の使い回しで最速ではない個体でしたがICNでは上記の調整
ガオガエン、ゼルネアス、カプ・コケコ以外に叩きの通りがすごくいいのでその火力も相まってとても強かったです
カプ・コケコ@突撃チョッキ
陽気 エレキメイカー
147-136-106-103-125-200 (12-4-4-0-236-252)
エレキネット 自然の怒り フリーフォール ワイルドボルト
特殊に対し行動回数を増やせるDSチョッキコケコです
高い素早さからのエレキネットとフリーフォールでの場の支配が強く影のMVPと言える活躍でした
火力はとても低く満タンのゼルネアスに対してフィールド込みのワイルドボルトよりも自然の怒りのほうが削れます…
エレキネットとフリーフォール以外の技は悩みどころで
- 自然の怒りをボルチェンもしくはとんぼ返りにする
- 臆病にしてボルトチェンジと雷か10万ボルトにする
というのも考えましたが、無条件に半分削れる自然の怒りが有用な場面もありましたし、フリーフォールでの草タイプに対する削りが重要な場面もあったので陽気のままがいいかなとも思うので微妙なところです
アマージョ@バンジのみ
意地っ張り 女王の威厳
179-189-118-x-119-92 (252-252-0-0-4-0)
パワーウィップ 飛び膝蹴り 手助け フェイント
HAぶっぱ
環境に対する通り、カイオーガとの攻撃面の相性、カイオーガの補助性能が素晴らしく、良く活躍をしてくれました
努力値については仮想的に合わせた耐久調整、ガオガエンに抜かれたこともあったのでガオガエンを意識した素早さ調整をするのもありですがゼルネアスを半分削れる火力を持ってるのでそこを削るかどうかというのは難しいところです
格闘技は火力重視で飛び膝蹴りでいいと思ってます
よくあった選出パターン
対オーガルンパ
マンタインピン選出をすることもありました
対ガエンゼルネ
ドクロッグかアマージョを初手にだして相手の展開を妨害しつつカイオーガを通す
ゼルネアスはドクロッグ等で削りきるかカイオーガかマンタインの手助け込みの水技でワンパンして処理
イベルタルで行動させない
イベルタルを含めた選出
対晴れ
コケコでフシギバナの眠り粉を防ぎフリーフォールで持ち上げてる間にイベルタルで殴るパターンやカイオーガでうまく天候をとるなど
対追い風
オーガマンタインと選出し追い風で対抗
きついポケモン
カプ・コケコ
スカーフか襷かチョッキかで対処が変わるので厄介です
こちらも襷かチョッキかで対処が変わるので厄介です
有利なポケモンがまったくおらず無理です、正直切ってました
あとがき
今回最高レート1691と記事を書くほどでもないんじゃないかと思われるかもしれませんが少しでも構築記事が増えればと思い書きました。WCSサンはカイオーガかゼルネアスを通すゲームという感じでどうすれば勝てるか、負けないために何を警戒すべきかがはっきりとしているので戦いやすかった印象です。私自身はいろいろなポケモンを試したいと思っているので、シーズン13ではゼクロムなんかを使ってみようと思っています。シングル含めなかなか結果は出せないので構築記事を再び書く機会があるか分かりませんが、また頑張りたいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。
(12/2追記)
INCでは同一の並びを使い最終1650ほどでした
一応QRを挙げます
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-515A-4B0C
何かあればTwitter @shiratama231まで